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point『プロミス・オブ・ミュージック』 [DVD]

プロミス・オブ・ミュージック [DVD]プロミス・オブ・ミュージック [DVD]
(2008/11/26)
グスターボ・ドゥダメル、シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ

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エンリケ・サンチェス・ランチ監督による、2007年ボンでの際ベートーヴェン音楽祭への出演するまでの過程を通して、ベネズエラの音楽教育システム「エル・システマ」について紹介するドキュメンタリー(91分)と、音楽祭でのコンサート映像(64分)、ベートーヴェンの第3番やってます!

いや~、おもしろく興味深かったです。彼らにとって、楽団は家族のようなものなんですね。そういった言い回しは他でも使われそうなものだけど、この楽団には、元々は身寄りのないストリートチルドレンだったり家庭環境が悪かったりして施設に来た子供達もたくさんいるから、その意味は例え的なものとは明らかに違う。「エル・システマ」の教室は全国あちこちにあって、現在教室で学ぶ子供達は25万人、練習は無料で楽器も無料貸与(もちろん、代々使われているものだから、大事に修理されながら)、これは全ての子になのかどうかわからないけど、必要がある場合は家から通う交通費も財団から負担してもらえる。始めは楽譜の読み方などを勉強して、その後実際に楽器を手に取ることができるそうなんだけど、個人指導ももちろんあるに違いないけど、それぞれの楽器でいきなり楽団方式で練習。子供達がオケの一員として真剣な表情で練習するのを見たら、SBYOBのあの一糸乱れぬアンサンブルのすごさの理由のひとつがわかった気がした。

「神はそれぞれに才能を与えてくれている。その才能を開花させるのは自分の責任。」だなんて、未だに自分に何かの才能があるのかどうかもわかってないわたしからすれば、そんな事言えるのはわずかな人ですよ...とうらやましさのあまり泣き言をぼやきたくもなるんだけど(笑)、ドゥダメルくん始め団員のみなさんのコメントが希望に溢れていてホントに素敵でした。そしてそんなチャンスを自分に与えてくれた「エル・システマ」や楽団、そしてベネズエラという国を、家族を愛するのと同じように、大切に思っているようなのがとても印象的だった。

そんなのを見ると、ため息をつきたくなるような我が国(と、あえて言ってみる(笑))の状況。子どもたちや未来のために、何か国をあげてやってることなんて、あるんでしょうかね。相変わらず、政治家の利権のためには環境破壊しながら必要でもない道路やハコを無駄に作り続けてるくせに、大阪のように文化や芸術、教育方面での予算削減を強行したり(、それが「気に入らなければ日本を出て行け」なんて暴言を吐き)、そのくせ、「愛国心」を強要する...。書いてて思ったけど、こんなのほとんどDV夫やん!(笑)(折しも、ついさっきNHKで『貧しくて学べない』と題して、貧困のため高校を中退せざるを得ない子供たちが増えている現状を取り上げた番組が放送されてました...。)

そりゃあベネズエラにだってたくさん問題はあるだろうし、このドキュメンタリーに出てくるように音楽で成功できる人たちは一握りなんだろうけれど、少なくとも、お金がなくたってチャンスは平等に与えられてる。ドキュメンタリー終盤のドゥダメルくんの言葉を聞きながら、「エル・システマ」は、音楽の可能性、人間の可能性を感じさせてくれる、素晴らしい取り組みだなぁと思った。

ところでもともと指揮者になりたくてヴァイオリンをやってたドゥダメルくんが初めて指揮をしたのは、指揮者がリハーサルに遅れたので、コンマスだった彼が代わりに振った時で、その時に指揮者としての才能を認められたんだそうな。ちょっと「のだめ」の千秋みたいなエピソードやね~。でも、ドゥダメルくんの場合は、その当時12歳(笑)。おそるべし。

ちなみに、余談ですがベネズエラはボリビアと一緒に、今回のパレスチナへの攻撃に対する抗議としてイスラエルへの国交断絶を宣言してます。まぁわたしが知らない政治的理由なんかも絡んでいるのかも知れないけど、素直に「かっこええなぁ」などと思っちゃうよ。


おまけ情報:「エル・システマ」の概要を簡潔にまとめたブログがあったので↓
『根津スタジオNEZSTUDIO』:http://nez-studio.jp/blog/cat18/post_28.html

2009/03/11(水)21:03 | Music | トラックバック(0) | コメント(0)

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