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point権力のおぞましさ。

昨日のNHKスペシャルで、イラクで起きたアブグレイブ刑務所虐待事件についての番組をやっていた。うっかりしていて最初の15分ぐらいを見逃してしまったんだけど、事件そのものもそうだけど、それ以上に、国家権力の恐ろしさを感じずにはいられない内容だった。

イラク人を虐待しながら、記念写真のように満面の笑みを浮かべる兵たち。上官の命令があるのだから何をしても許されると思っていたと言う、その戦場での精神構造。しかも、この事件の発覚で、有罪になったのは写真に写っていた兵士たちだけで、命令を下したとされる軍の上層部の人間は全く罪に問われなかった。(日本でもよくある話ですね。)それだけでも、なんとも言えない気分になるけど、さらに、わたしが何よりもおぞましく恐ろしいと思ったのは、虐待を内部告発をした元憲兵への、軍からの報復だ。英雄を讃えるふりをして、テレビでいきなり実名で名指しするなんて、どう考えても報復だとしか思えない。帰ると、告発をよく思わない人達からどんな仕打ちを受けるか分からないので、彼とその家族は故郷へは今でも二度と戻れないのだそうだ。元准将の女性が言っていたように、軍が怒ったのは正義のためじゃなく、「こんな写真なんか撮って、証拠残しやがって!」ということなんだろうね。

日本でだって、他国のことを恐ろしがってられないよなぁ。リアリティツアーでただ歩いてただけの人達がいきなり逮捕・拘束されたり。事実を伝えないマスコミ。書いたら書いたで、どこぞの大企業のエライさんに「報復する」などと脅される始末。くわばらくわばら。

そんなことを芋づる式につらつら考えつつ、ガイフォークスデイは逃したけど、今日は久しぶりに『Vフォー・ヴェンデッタ』を観て、わたしがイヴィーの立場になったら、理念のために果たしてノーと言えるだろうかなどと想像して考え込んでしまった。今現在でさえ、ブツブツ言いつつも事なかれ主義、"馴らされてく日々にだらしなく笑う俺もいて"ってヘタレ状態なのに、きっと到底無理だろうな。とりあえずは、あんな世界になってしまわないように、注意深く、責任を持って鏡の中の自分に、問い続けるしかないのかなぁ。

それにしても、なんて世界なんだろね。希望なんて、あるんだろうか。

(11月20日(木)午前0時55分~1時44分(19日深夜)に総合テレビで再放送があるようです。)
NHKスペシャル「微笑と虐待~証言 アブグレイブ刑務所事件~」→ http://www.nhk.or.jp/special/onair/081117.html

2008/11/18(火)23:58 | Days | トラックバック(0) | コメント(0)

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