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point神戸日独協会文化講座『ベートーベンとその音楽』第4回。

講義テーマ:第9交響曲の魅力(第1、2、3楽章)
講師:お茶の水女子大学大学院教授 永原恵三氏
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今回の講座は、永原先生のホルンとティンパニへの愛が感じられる(笑)、楽しい講義でした。第九と言えば、合唱つき「歓喜の歌」第4楽章ばかりが注目されがちですが、今回はその他の楽章の魅力を語ってくださいました。特に、うたた寝タイムとなりがちな第3楽章について、「これを聴かなくちゃ、もったいない!」と力説してらっしゃったのにはわたしも激しく同意で、すごく嬉しかった(笑)。

まずは先生が合唱で参加された経験からのお話。昔は合唱も第一楽章から参加することも多く、だいたいいつも先生の立ち位置はティンパニかホルンの後ろで、彼らの緊張感をよく感じられたとのことで、今回はビデオで実際の演奏の映像(たしか98年のN響、指揮はイルジー・コウトさんという方の映像でした)も見ながら解説があったんだけど、「ここでティンパニががんばってるんですよ~。映ってませんけど。」ってセリフが何度出てきたことか(笑)。実際、第9交響曲では全楽章通じてティンパニとホルンが重要な役割を果たしているのでした。

その後、譜例を見ながら、主題の展開について実際に電子ピアノで音を出しながら解説していただきました。そうそう、こういう話が聞きたかったんですよ~。第1楽章でひとつの主題がバラバラにされて何度も使われていることとか、第一主題が音階を広げて拡大しているところとか、第2楽章で4拍子が3拍子に変わるところでキーになってるのがティンパニだとか、ティンパニの音があると思ったところになかったりとか、いつの間にか4拍子に戻ってるのとか、第3楽章でピチカートが終わったら音楽がどんどん動いてくとことか、普段いつもは特に分析することもなくそのままで聴いてるので、こうして解説してもらうと、「ああ、そうそう、ここのこういうところがわたしはグッと来るんだなぁ~。」って感じでよくわかって、ほんっとに楽しかった(笑)。

第3楽章では、主題1の部分を、ラ~♪でいいから譜面見ながら歌ってみましょうって事になって、もちろんわたしは譜面さっぱりわからないのでどうすべと思ったけど、なくても歌えるんだった(笑)。第3楽章は、「歌える旋律」で、ベートーヴェンは交響曲の作曲家でもあるけど、歌曲の作曲家でもあったんだと言うこと、導入部の最初の和音、木管がきれいに合わせるのがものすごく大変だとか、主題1で最初に歌っているのはヴィオラで、音色と楽器の当て方が素晴らしい、とか、ホルンが深い和音でずっとリズムを刻んでいることとか、わたしがただ聴いてるだけじゃわからないこといろいろ、すごく勉強になりました。それにしても、本当に、第3楽章って素晴らしいよね。何回聴いても、安らかなんだけど、泣きたくなるような、なんとも言えない気持ちになります。ちなみにただ今はセルさん指揮クリーヴランド・オーケストラの9番を久しぶりに聴きながら書いております。わたしに、第3楽章の素晴らしさを最初に気付かせてくれた盤です。

ピアノ弾いたりビデオ見ながらだったり、ソリストをされていた他の先生のお話があったり(第3楽章が始まる時にソリストは飴をなめ始めるのだそうな(笑))で、けっこう時間が押してしまったのもあり、ミサ・ソレムニスの感嘆詞(?)つけたしの質問は結局できませんでした(>スイマセン、クワチョロさん)。でも楽しかった~。ベートーヴェンはやっぱりすごいよなぁ(いまさら)。って、それでもわたしなんかまだホントの「すごい」の1割さえもわかってないんだろうねぇ(笑)。ふぅ。

2008/08/25(月)00:09 | Music | トラックバック(0) | コメント(0)

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